その3


 

艦首まわりは、とりあえずこの形状でいってみます。


 

すじ彫りもちょっとやってみます。
パテとプラスチックの境目は、太さが変わりやすいので慎重にいきます。




1/1000スケールを考慮して、「運河彫り」にならないように気を付けます。



簡単ではありますが、ハウツーを。



ハッチの彫り込みや溝掘りに使用している道具です。


 

最初に透明プラ板でベースの「型」を作ります。
これを元に、ケガキ針でアタリ線を付けていきます。




アタリに沿ってカッターで切り込みを入れます。


 

模型用ノミで、最初はまわりを掘って、
その後、刃を寝かせて内側を削っていきます。



 

最後はペーパーに1mmプラ板を張り付けた物で仕上げます。

カーブのきつい部分の溝掘りは、目立てやすりを使います。
土台がエポパテですので、Pカッター等は使えません。


 

ケガキ針は極力寝かせて引きます。

最初は弱く、何度も重ねて徐々に深くしていきます。



 

船体はちょっとあきてきたので、艦橋に手を付けます。

キットの艦橋は大きすぎるので使えません。
スクラッチとなります。


 

手を動かすより、資料とにらめっこしている時間の方がはるかに長いです。


 

艦長室、作りづれーーー!ってくらい小さいです。




天井のモールは、エバーグリーンの0.25o×0.5oを短冊状に切って貼り付けています。

ホント、1/700の艦船模型を作っている方々を尊敬します。


 

対空砲を付けてみました。




第一グループを量産していきます。

1/700対空砲セットをたくさん買い込んできました♪
砲身部分はソイツを使っています。




上でつくったのは「A」のグループです。

「B」は左右非対称なので、右舷用と左舷用をそれぞれ作らなくてはいけません。

B・Cの砲台は1/700から流用できそうにありませんので、
仕方なく作ります。


 

B Cグループです。




 

砲台奥の壁面は上段・下段で逆Rがついていますので再現します。


 

そのまま甲板部分も進めました。
第二主砲の甲板幅は3o詰めてあります。




第一副砲の甲板は斜めになっていて、
真中が凹んでいます。


 

こんな感じの梁があるみたいなので作ってみました。

ほとんど見えませんが(笑)。




でも、こういうチビチビパーツの積み重ねが、
「巨大感」を醸し出してくれるのかもしれません。



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